技術開発部 馬渕 尚さんの写真
EMPLOYEE INTERVIEW

異業種から飛び込んだ技術営業。「なぜだろう?」を追いかける毎日

技術開発部 / 入社7年目 馬渕 尚(まぶち・しょう)
所属:技術開発部
役職:主任
入社:2018年4月

元々は医療系の道を目指していた馬渕さん。そこから進路を転換し、化学系の知識を活かせる研究・開発のフィールドとしてサンワケミカルに入社しました。 現在は技術と技術営業の両方を担当し、お客様のお困りごとに寄りそいながら、最適な油剤の提案・評価に取り組んでいます。 異業種・未経験からスタートし、技術営業として成長してきたこれまでの道のりと、仕事のやりがいについて話を聞きました。

入社のきっかけ

医療系の進路から方向転換。「新しいことに挑戦したい」と決めた瞬間。

サンワケミカルに入社したきっかけを教えてください。

もともと大学では医療系を専攻していましたが、そこで培った化学的な知識と探求心を、より直接的に「ものづくり」に活かしたいと考え、キャリアを見直しました。 人材会社に相談し、化学系の知識が活かせる研究・開発企業としてサンワケミカルを紹介いただきました。 面接では、未知の分野への挑戦意欲を社長に評価していただき、「頑張ります」と決意を新たにお伝えしました。特に研究棟を見学した際、さまざまな試験機が並び、油を混ぜ合わせて製品を作っている様子を聞いて、「これは面白そうだ」と感じたことが、入社の決め手になりました。

現在の仕事内容

技術と技術営業、二つの役割でお客様の課題解決を支える。

技術開発部 馬渕さん
現在の主な仕事内容を教えてください。

現在は「技術」と「技術営業」の両方を担当しています。 週に1〜2回ほど営業と一緒にお客様先を訪問し、それ以外の日は、営業から依頼されたサンプルの分析を行い、その結果をもとに社長と一緒に最適な製品を選定し、報告書を作成するのが主な仕事です。

「技術営業」としての役割について詳しく教えてください。

もともと「将来的には技術営業として動いてほしい」と言われていたのですが、大学時代の専攻と業種が全く違ったため、まずは技術として化学の基礎や油の特性をしっかり学ぶところからスタートしました。 技術部では、営業がお客様から預かってきたサンプルを、粘度・比重などさまざまな観点から分析し、製品選定に必要なデータを揃えます。これらの技術的な分析業務で培った知識や経験をベースに、今度は自分自身がお客様先を訪問し、技術的な視点を持った専門営業=「技術営業」として、お困りごとをその場で一緒に整理しながら、最適な油をご提案しています。 営業だけでは説明が難しい専門的な内容も、その場で回答できるのが技術営業の強みです。「一旦持ち帰って、技術に確認してから…」という手間を減らし、お客様の悩みに一早く応えられる存在になれればと思っています。

1日のスケジュールと暮らし

会社のすぐそばの社宅で、メリハリのある生活リズム。

技術開発部 馬渕さん
1日のスケジュールを教えてください。

朝は5時に起きて朝食などの支度をし、8時頃には会社に到着します。 始業は8時30分ですが、8時の段階でその日の準備を終えて、すぐに分析や報告書作成に取り掛かります。 12時~13時が昼休憩です。会社が借り上げてくれている社宅が会社のすぐ近くなので、一度社宅に戻って昼食をとっています。 13時前には再び会社に戻り、午前中の続きとして分析や報告書の作成を進めます。 その日の業務の区切りがいいところまで進め、退社はだいたい17時30分〜18時前後です。翌日丸1日かかるような分析がある場合は、その仕込みだけ済ませてから退社することもあります。 帰宅後は、食事・入浴を済ませて、1〜2時間ほどゆっくり過ごし、22時頃には就寝する生活リズムです。

残業時間や働く環境についてはいかがですか?

残業は多くても20時までには終わることがほとんどで、月に数回あるかどうかです。 通常は17時30分〜19時の間には退社できていますし、残業代もしっかり支給されます。 働く時間の面でもかなりホワイトな環境だと感じています。

やりがいと、感じている成長

お客様の「助かったよ」の一言と、社長と交わす技術的なディスカッション。

仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

社長と共に新しい製品の開発を行い、お客様のお困りごとが解決できたときです。 以前、ミストトラブルに悩まれているお客様に対し、既存の油剤では解決が難しかったため、新たにミストカット製品を開発してご提案したことがありました。 四球試験などの様々な試験や評価を重ねて製品をまとめ、報告書とともにお持ちしたところ、「テスト段階だけれど、以前よりかなり良くなった」と言っていただけました。 社長の隣で試験や分析に携わり、製品化に大きく貢献できたからこそ、お客様の言葉がとても嬉しく、大きなやりがいを感じました。

入社して7年目とのことですが、自分の成長をどう感じていますか?

一番大きいのは、「自分の意見をはっきり言えるようになったこと」です。 入社して1〜3年目くらいまでは、化学的な知識も乏しく、上司に対してどう意見していいかもわからず、「言われたことをそのままやる」ことが精一杯でした。 今は経験や知識が積み重なってきたことで、社長から「この添加剤を入れたらどうなると思う?」と聞かれたとき、自分なりの考えを伝えられるようになりました。 それに対して社長から「確かにそうかもね。じゃあこういう組み合わせも試してみようか」と返してもらえるようになり、技術的なディスカッションができる関係になったことは、自分の中で大きな成長だと感じています。

入社後の研修やスキルアップの機会について教えてください。

入社してからおよそ3ヶ月間は研修期間があり、私の場合は社長が付きっきりで仕事を教えてくれました。 技術部では、いわゆる座学中心の研修というよりも、実務を通じて分からないことをその場で質問し、すぐに答えてもらえるスタイルです。 また、「油とは何か」といった基礎的な内容をまとめた資料を使ったOJTや、営業部と合同の勉強会などもあり、知識を深められる機会は多いと思います。

職場の雰囲気と、向いている人

異業種・未経験からでも、周りに支えられながら成長していける環境。

異業種・未経験からでも技術の仕事はできますか?

できます。実際、私自身がそうでした。 入社当初は、油の知識もほとんどなく、「自動車部品を加工する際に油を使っている」ということすら知りませんでした。 そこからスタートして、分からないことはその都度社長や先輩に質問し、営業に同行してお客様からも現場のことを教えていただきながら、少しずつ理解を深めてきました。 周りの皆さんが丁寧に教えてくれる環境なので、業界未経験だからといって構えすぎなくて大丈夫だと思います。

職場の雰囲気はいかがですか?

どの部署も明るく話しやすい雰囲気で、風通しは良いと思います。 「アットホーム」という言葉は少し照れくさいですが、あえて言うなら、家族のような距離感で話せる職場です。

働きやすさのポイントはどこだと思いますか?

「自分のやりたいことをきちんと説明すれば、任せてもらえる環境」があるところです。 「こういう目的で、この試験をやってみたい」と伝えると、上司から「じゃあ、こういう条件も試してみたら?」とアドバイスをもらいながら、実際に自分でやらせてもらえます。 「やりたい」と言っても頭ごなしに否定されることはなく、きちんと筋道を立てて説明すればチャレンジさせてもらえるので、とても働きやすいと感じています。

技術部にはどんな人が向いていると思いますか?

まずは、言われたことを素直にきちんとやれる人ですね。 そのうえで、「なぜだろう?」と疑問を持てる人は、特に技術に向いていると思います。 例えば、「この添加剤を入れるとなぜ性能が良くなるのか」「この2つを混ぜたら、なぜこういう結果になるのか」など、細かいところに興味を持って掘り下げていける人は、開発・評価の仕事を楽しめると思います。

これからのキャリアと、応募を考えている方へ

「この人に聞けば大丈夫」と思ってもらえる技術営業を目指して。

今後のキャリアビジョンを教えてください。

技術営業として、お客様からの質問にその場で的確に答えられる存在になりたいです。 「こういうことで困っているんだけど、何かいい油はある?」と聞かれたときに、 「このお客様の設備・条件なら、これとこれが合いそうです」と、その場で提案できるようになりたいですね。 最終的には、「この人に聞けば大丈夫」と信頼してもらえるような技術営業を目指しています。

最後に、入社を迷っている方へメッセージをお願いします。

専攻や前職の業種が違うからといって、不安になる必要はないと思います。 社内には研修や勉強会の機会があり、分からないことは社長や技術メンバーにすぐ相談できる環境が整っています。 私自身、異業種・未経験からのスタートでしたが、周りに支えてもらいながら少しずつ成長してくることができました。 興味を持っていただけたのであれば、安心して飛び込んできてもらえたら嬉しいです。